全人口の10%が気象病!?

みなさん、こんにちは。頭痛治療家の大門です。

 

本日来院された新規患者様が天気が悪いと必ず頭痛になるとのお悩みの女性でしたので、今日は天気が悪い日に出る『気象病』についてお話させていただきます。

 

「低気圧のときや雨の日は、どうも調子が悪いな」などと感じる人はいませんか?

これが「気象病」という症状ですね。

 

気象病とは、天気の変化によって引き起こされる何らかの身体的・精神的な不調のことを言います。

そして、気象病の症状には大きく分けて以下の2種類があります。

 

①めまい、吐き気、肩こり、イライラ、情緒不安定などのように突然発生する症状(不定愁訴)

②偏頭痛・関節痛・古傷の痛みの再発などのように、もともと持っていた持病が悪化して現れる症状

 

気象病のなかでも、②のように頭痛などの特に痛みを伴うものを「天気痛」と呼ぶこともあります。

 

気象病のメカニズムは完全に解明されていませんが、発症には大気の気圧が大きく関係していると考えられています。

梅雨や台風、豪雨などの「悪天候」で低気圧が来ると、気圧が大きく変化します。すると、体内で気圧を感じるセンサーである「内耳」が脳に信号を送り、自律神経が活性化します。

敏感な人は、このセンサーが敏感な傾向があり、一般の人が感じないような少しの気圧の変化でも過剰に自律神経が活性化してしまうことがあるのです。

気圧の変化で活性化した自律神経は、痛みの神経を直接刺激したり、血管を過剰に拡張・収縮させて周りの神経を刺激したりしてしまい、さまざまな症状を発生させてしまいます。

気圧のほかにも、湿度や温度の変化が自律神経に影響し、体の不調として現れることもあります。

気象病についてはまだはっきりわかっていないことも多いですが、珍しい症状ではなく、全人口の約10%の人が苦しんでいるとも言われています。

 

そんなツラい気象病を防ぐ為に以下の方法があります。

 

「生活環境を整える」

暑すぎず寒すぎない温度設定(26〜28度)

湿度の高さもバテの原因になるので、除湿器を稼働させるのも大切です。

 

「食べ物を整える」

旬の物を食べるのが大事と東洋医学では言われています。

 

「適度な運動」

梅雨は体に熱をためやすい時期です。そのため脂肪や筋肉量が多い人は特に注意が必要になります。体外に熱を逃しにくくなり、熱中症にもなりやすいです。体に溜め込まないためにも、適度な運動をして体を動かしましょう!

 

「耳をほぐす」

先ほどお伝えしたように「気象病」は耳の神経と深く関係しています。そのため耳たぶを伸ばしたり、回したりとほぐすと、耳周りの血流やリンパが安定し、内耳への影響が受けにくくなります。

 

「お風呂は湯船に少しでも浸かる」

この時期は暑かったり、一人暮らしをしているとシャワーで済ませてしまいますよね。そこを少しでも良いので湯船に浸かると、副交感神経にスムーズにスイッチが入り、体の疲れが取れやすくなります。

 

とはいうものの、すでに体はツライし、頭痛もするから全然動けない。

という方も多くおられると思います。

 

そんなツライ症状でお悩みの方は、ゆずの木整体院にお越しください。

あなたの頭痛の原因と治し方がわかります。

 

ゆずの木整体院

大門健

頭痛治療専門ゆずの木整体院 予約
頭痛治療専門ゆずの木整体院予約

※施術中は電話に出られませんので、折り返しご連絡が必要な方は必ず留守番電話にお名前と電話番号を入れておいて下さい。